ロッシーニ 「ラ・チェネレントラ」 バーリ 2010

  • 2020.02.18 Tuesday
  • 22:30

今日はロッシーニの「ラ・チェネレントラ」を映像で鑑賞しました。ダニエレ・アッバードの演出、エヴェリーノ・ピド指揮ペトルッツェッリ劇場による演奏、2010年4月バーリでの収録です。

 

ペトルッツェッリ劇場はイタリアのバーリを本拠とするオペラハウスであり、通称はバーリ歌劇場というそうです。バーリという都市も寡聞にして知りませんでしたが、この地の出身者を調べてみると、リチア・アルバネーゼの名がありました。トスカニーニ指揮によるミミとヴィオレッタ、そしてライナー指揮のミカエラを歌っていた歌手です。いずれも往年の名録音ですね。

 

閑話休題。イタリアの歌劇場の底力を垣間見るような映像です。歌手陣ではドン・ラミーロを歌うミロノフ以外は、これが初めての鑑賞になると思いますが、オーケストラを含めて高い水準にあります。(ミロノフは、以前鑑賞したグラインドボーンでも同役を歌っていました。)

 

ロッシーニ 「ラ・チェネレントラ」 グラインドボーン 2005

 

しかし、今ひとつ興に乗らなかったことが演出です。照明の使い方や舞台設定は現代的であり、動きにも細かいアイデアが散見されます。ところが、大筋としては、伝統的なものからまったく逸脱していないため、なにか中途半端な印象が常につきまといました。

 

ピドは時多くして、緩急の揺らし方に躓きを感じることがあるのですが、この「ラ・チェネレントラ」では正攻法であったと思います。第1幕の舞踏会でのアンジェリーナ登場まではドライな印象を受けましたが、それは必ずしもピドの指揮によるものではないかもしれません。(ワーグナーを現代的な演出で観る際にも、音そのものは芳醇であっても、全体的にはドライな印象を受けることと同じでしょう。)

 

 

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